[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
人間! これでいいのだ は、TBSで2006年8月スタートした毎週土曜日の19:00〜に放送されている情報バラエティ番組。
前番組の『ぴーかんバディ!』の企画・内容を大幅リニューアルする形でスタートしました。
「人間! これでいいのだ」に捏造問題が発生しました。
TBSは2007年2月7日、同月3日放送の同番組内で、論文を無断使用したことを謝罪するとともに、表現に行き過ぎた点があったとする発表を行いました。
サンケイスポーツによると
TBSでも捏造疑惑!情報バラエティー「人間!これでいいのだ」
2007年2月8日(木)03:42
TBS系情報バラエティー番組「人間! これでいいのだ」(土曜後7・0)に7日、捏造疑惑が浮上した。8日発売の「週刊新潮」が「『聞くと頭が良くなる音』は研究データの『無断使用』『ウソ解釈』だった」と報じた。同局は、番組への協力を断った研究者の研究内容を、論文を掲載した雑誌の許諾だけで引用した点は謝罪したが、捏造は強く否定した。
問題となっているのは今月3日放送分。同番組では(1)2万ヘルツ以上の高周波「ハイパーソニック」を聞くと脳のα波が出るという千葉工大の学説(2)京大・大島清名誉教授の「人間は脳にα波が出ると集中力が増し、記憶力が高まる可能性がある」との証言−を紹介。ハイパ−を含むコオロギの鳴き声や目覚まし時計のベルを『頭の良くなる音』と放送した。
こうした放送に対し、週刊新潮は、(1)昨年10月、千葉工大の研究者側が「『集中力や記憶力が高まる』という趣旨では取材を受けない」と断ったにもかかわらず、医学雑誌から研究者の論文を転用して番組内で放送した(2)大島氏は同誌の取材に対し「そんな簡単なものじゃない」と『頭の良くなる音』の効能を否定した−と「人間!」の番組内容を“捏造”と断定している。
同局は昨年5月、情報番組「ぴーかんバディ!」で白インゲン豆を使ったダイエット法を紹介したところ、視聴者が下痢や吐き気に襲われて120人以上が入院、同局に抗議が殺到する騒動に発展した。「人間−」は「ぴーかん−」の後番組で、担当プロデューサーも同じ。同局では白インゲン豆騒動後、制作考査室での番組チェック体制を強化、「人間!」も審査を通過していた。
同局広報部は週刊新潮の記事に対し急きょコメントを発表。論文の転用に関しては「研究者の了解を得ずに放送してしまった」「仮説を紹介するのに断定表現するなど行きすぎた点があり、視聴者に誤解を与えたとしたらお詫びします」と謝罪し今後、関係者への事情説明を行うとした。
その一方で「論文や研究者の発言をねじ曲げて紹介したり、データを捏造するなどの行為は一切行っておりません」と捏造を強く否定し、「捏造番組と断定する報道については認めることはできずはなはだ遺憾」と週刊新潮に対決姿勢を見せている。
人間! これでいいのだ